南タイ料理。

2016年2月26日

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トムヤムクン、ソムタム、カオマンガイ・・・
日本国内のレストラン一店内で上記すべての料理を注文することができるが、フードコートを除き、タイ国内のレストランではまず、ない。

トムヤムクンは主にレストランや家庭で食べる中部料理。
ソムタムは主に屋台やイサーン料理専門店、家庭で食べる東北料理。
カオマンガイは主に専門店や屋台で食べるタイ中華料理。

タイは大きく4つの地方に分かれ、料理も地方によってだいぶ異なり、さらにはタイを囲む国々の影響を受けている料理が多く、これはタイ料理なんだろうか・・とタイ料理の範囲を特定できないこともある。

最近、私のブームは南タイ料理。
4つの地方の中でも一番辛いと言われる南料理は、ハーブに加えてスパイスを多く使用するのも特徴。
隣接するマレーシアやインド料理から影響を受けた料理も多く、インド料理が好きな私には一石二鳥でもある。

その中で好物のカオモックガイ(鶏肉のスパイス炊き込みご飯)は、タイ料理の範囲から外れた料理かもしれない。

クミン、カルダモン、クローブ、シナモン・・・複数のスパイスを調合して鶏肉とご飯と炊きあげる。そして大量のプリッキーヌーが入った甘酸っぱいソースを添えるお料理。
インド料理のビリヤニとの違いは何だろうかと思ったが、ここがあえてタイ料理なのかもしれない。

先日作ったカオモックガイは、好みに合わせスパイスたっぷりご飯にしてみたら完全にタイ料理の範囲から外れた料理となった・・
khaw mok kai

さて、日本国内では南タイ料理が食べれる店は非常に少ない。
都内でも2,3店ほどしかなく、原因には南出身者が他の地方に比べると少ないからではないかと思う。
なぜかと南出身の方々に聞いてみると、「南は観光業だけでやっていけるから、わざわざ日本に出稼ぎに行く必要はないんだよ」と同じような意見を複数の人が答えた。
しかし・・南は観光地であるプーケットだけではない。。。
果たしてこの情報は正しいのか・・

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