チェンマイ郷土料理教室<後編>

2016年1月3日

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mayがご案内する食と癒しのチェンマイ
チェンマイ郷土料理教室<後編>

この日のカントークは、前回ご紹介した料理以外に
チェンマイソーセージサイウア“>サイウアを用意してくれました。
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唐辛子、ホムデンやレモングラス、ターメリックなどのハーブ類をペースト状に
し、豚荒挽き肉と合わせてバイマクルーの細切りを加えて腸に詰めて焼いたもの。

トイさんの手作りではありませんが、
あまりに美味しいのでどこで買ったの!?と聞くと、
地元の人しか買わない所だけどチェンマイ1おいしいのよ!と。
某有名店のよりもずっとおいしくてみんな絶賛

上は豚の皮を揚げたケープ・ムー
同じケープムーでも、
細長いのはケープムー・ライマンと呼ばれ、さくさくと軽い
スナック感覚。

丸いのは、ケープ・ムー・ティッマンと呼ばれ、皮下脂肪付き( ̄ー ̄;
油ぽいけど、コクがあって辛いディップとの相性も抜群です♪

香ばしさとコクを出すために、料理の仕上げに加えることもあります。
これを食べて飲むと酔わないと言われています。うん、いいかも♪

ピンク色のソーセージは、東北地方の名物生ソーセージ、ネーム
豚肉、にんにく、もち米などを合わせ、発酵させたもの。
しょうが、ピーナッツ、唐辛子と一緒に食べると止まりません!

これらのお料理をじゃーん
kantok

伝統的なスタイルでコーディネートしてくれました

左下は、手でもち米を握るための
ジャスミンを浮かべた優しい香りのフィンガーボール。

北部、東北部共に主食はもち米ですが、
実はもち米を入れる竹籠が異なります。
東北は丸型、北部はこのように四角い型が特徴なんです。

ソーセージの横の皿は食後のおやつ、
チェンマイ名物のカオテンです。
中部では、ナーンレットと呼ばれています。
誰かが、雷おこしだ!って。たしかに。
ココナッツシュガーの優しい甘さで誰でも好きな味のはず!

そして、一番右端にあるのは食後の一服。
昔はカントークの食事を終えると、葉巻きや
葉に包まれた(ミヤン)噛み茶で一服するのが習慣でした。

葉巻きは抵抗があるのでミヤンを頂いてみると、
苦ーーーっ!
しょっぱーーっ!

眠気予防に効果があるって、そりゃある意味、眠気もぶっ飛びますわ。

他にもたっぷりのフルーツと、
ラムヤイ(竜眼)ジュースでトイ先生のおもてなしに大満足でした!

彼女は、私の友人のお姉さんです。
本業は公務員で料理も教えてるのですが、

実はトイ先生、オネエさまです
幼少の頃から女性と自覚し、料理も裁縫も大好きなのだそう。

日本もかなりオープンになりつつありますが、
タイは男性の3割以上がそうだってデータもあるらしいです。
考えてみると、たしかに私のタイの友人も約3割はオネエさまです。
自尊心を持っていて、ニュートラルな視点で表現できる彼らと
お話しすると、すごく元気をもらえるんです。

次回は、お花畑の夕食をご紹介します♪

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