まんまるソーセージ★

2016年2月26日

サイクロークイサーン。(東北地方のソーセージ)

夕方になるとイサーン屋台では炭火を使って焼きはじめる。
モクモクと煙が立ち昇ると少しスモーク状態になりソーセージは更においしさを増す

屋台によって形は異なるが私はまんまるな形のサイクロークが好き。

「20個ください。」

「20バーツね。」

おじさんは、親指の頭ほどしかないサイクロークを目を細めて数えている。
もっと大きく作ればいいのに・・・。

「小さくて可愛いですね。」

おじさんはとびっきりの笑顔を返してくれた。
きっと小さく作ることがおじさんのプライドなんだろうな。

水をはったバケツの中にしょうが、キャベツ、パクチーが無造作に入っている野菜たちはなんと好きなだけ自分たちで袋に詰めてもって帰ってよいと言う。
感動・・・♡→ェ←♡ たった20バーツの買い物で取り放題なんて。
サイクローク屋台に限らずタイの屋台は、野菜取り放題の太っ腹(笑)な屋台が多い。

さて、最近手作りソーセージに夢中になっている。
サイオア(北部のハーブソーセージ)に続き第2弾は
サイクローク・イサーン(東北地方のソーセージ)。

サイオアとの大きな違いは発酵させる過程があること。
発酵させるための材料となるのはお米とにんにく。
炊いたご飯が発酵を促し、酸味が不思議な味の深さとなる。

暑い時期ほど発酵するので実はこれから時期こそがソーセージ作りにはベストシーズン。

暑かった今日、サイクロークイサーンを作った。
今日から3日間お日様の下で発酵させる。
3日間とっても待ち遠しいがそれがおいしさのエッセンスと思えば我慢も楽しいかな。
あぁ、それにしても待ち遠しい・・・。

おじさんのように小さくはないけれど
まんまるサイクローク。