旅の最終回~笑顔の映像~

先日、『mayがご案内する食と癒しのツアー』5日目の夕食をご案内し、食と癒しを満喫したツアーのご紹介も最終回に。
さて、今日は最後に旅の裏話を。

私がこの旅を企画した時に、思い浮かべた映像がある。
最終日にスワンナプーム空港で握手をしながら見送りをする際皆さんの満足な最高の笑顔。終わりが良ければすべて良しではないが、最後にこの笑顔が見れなければ成功ではないから、何度もその映像を思い浮かべながら企画を進めた。

実際、旅が始まり順調に楽しい旅を体験してきたが、3日には今だから言えるアクシデントも経験することに・・。

それは、果実狩りの後にジャングルクルーズ!?なる川下りを体験していただこうと原始的な船2艘に乗り込んだ。
rwa1

10分ほどすると・・1艘の古ーいエンジンがぴたり・・・。
嫌な予感・・。
ところがおじさんは、
「大丈夫、大丈夫!20年間、この船故障した事一度もないんだよ~」
と、にやにや笑いながら自信に満ち溢れた姿を見て私は更に不安になった。
「引き返してよぅ!」と提案してみるも、
「もうすぐだからこのまま行行くべ~!」
みたいな口調で、なんともう1艘の船にロープで括りつけて2艘平行に並んで走ったのだ・・。
<マイペンライ精神だね>と言われる私でさえ、この時こそタイ人精神に嫌気がさした時はない。
更には「浸水してるよ~!」の声が。
ひょえ~~!!

この時でさえもおじさんは、「浸水してきたら陸に上がるから大丈夫だべ~」みたいに呑気に言う。
ど、どんだけ~
結局、倍の時間を要して陸に到着した時にはみんなヘナヘナ~・・・・

こんなアクシデントが発生したのに、
「アクシデントこそ、逆に思い出になって楽しい!」
「スリリングな旅の方が好きだから!」なんて気を使って励ましてくれた皆さん・・ホントに嬉しかったです
また、ガイドさんは至って冷静で、「こういう時はみなさんを安全に確保するように冷静になることだよ。」
はい・・。さすがプロ、このアクシデントにより色々と勉強までさせてもらった。

こんなこともありながら・・・
食と癒しについては、屋台料理から高級料理まで私が推薦する料理をご紹介できたことに満足
そして癒しのレストラン、ホテル・・コンセプトにふさわしい旅行が送れたことに満足

そして、ドキドキのスワンナプーム空港
suwannapuum

お見送りの瞬間・・・!
なんと思い浮かんでいた映像がそのまま現実化できたのだ~!!!
こ、この映像!!
大感動した私は「わぁぁ~ん!」と号泣・・・
無事にゲートへ見送り、じーんとしたままツアーは終了した。

今回のツアーは、何よりも私が一番楽しかったツアー♪
そう、何よりも楽しい会話や、皆さんの温かさに『私が癒されたツアー』だったのである・・・。
すごいオチである

最後に・・
ツアーにご参加の皆様、フロムツーリスト様、ガイドさん、タイ人スタッフにご協力いただいたことに改めて感謝いたします!

そして来年は、更に楽しく充実したツアーになるよう企画中です。
発表は来年になるかと思いますが、他では体験できない旅に是非ご参加ください~~♪

~他にもたくさん!今回の旅のスポット~
旅の移動は大型バスでゆったりと♪
rot tua

チャオプラヤー川に映るライトアップされた幻想的な暁の寺院。
wat arun

シルクの作り方を見学。蚕ってすごいなぁ~と感心!
gaantham

タイ料理教室!5種類のタイ料理を習う。
pai rian ahaanthai

最終日にスパで癒されて。タイのお笑い芸能人が経営する一軒家のスパ。
客は殆どタイ人なので価格もとてもリーズナブル!
lerawadee

感動の夜景スポット。siroccoから眺める宝石みたいなバンコクの夜景にうっとり♪
sirocco1

《斎》の作り方。

今年は10月11日から始まった“テーサガーン・ギンジェー”(斎)เทศกาลกินเจ
旧暦の9月1日から行われる中国の行事で、菜食期間となる。
架橋の多いタイでは、中国の旧正月やジェーのような中国の行事も、タイ国としての行事同様に大きく影響している。
9日間続くジェーの期間中は↓のような《斎》と書かれた黄色い旗で街中が埋め尽くされる。
thong jea

信仰する中国人は期間中、厳しい戒律が定められている。
1.肉類(魚介類も含む)を食べてはならない。
2.動物性食品(卵、ヨーグルト、チーズなど)を食べてはならない。
3.刺激物、味の濃い食品を食べてはならない。
4.にんにく、パクチー、玉ねぎ、にらなどの香りの強い野菜を食べて   はならない。
5.五戒を守る。
6.精神を穏やかにコントロールする。
7.徳を積む。
8.白い布を纏う。

このように厳しく戒律があるが、最近は中華系タイ人、純粋なタイ人も信仰し、期間を自分で定めて信仰する人もいる。
例えば自分で3日と定めても、食べたくなってしまったら1日に変更したり・・・。そこがなんともタイらしい
個人的にはそういうところが好きなのであったりするが

期間中はジェーの旗があるレストランやお惣菜屋さんではジェーのみ販売される。
khaay ahaan jea

驚くのは、肉や魚のように見えるものはすべて植物性の原料のみで作られた食品なのである。
ポーティンガセーと呼ばれる、大豆から作られた挽き肉に見えるもの、
豆腐や大豆から作られたハムやソーセージに見えるもの・・・
hem

そして、ジェーに欠かせない“ミーグンหมี่กึง”肉や魚に見立てているのはなんと小麦粉から作られていた。
今日は、“ミーグン”驚きの作り方をご紹介~
mee kuen

<材料>
強力粉 1キロ
水 4カップ
油 大1

<作り方>
材料を混ぜ合わせ15分ほど練り、ボールに入れて水を加え2時間休ませる。
発酵してぶよぶよとしてきたら水で洗い流す。

小麦粉ばかりが流れていくので、全部流れてなくなってしまうのではないかと思うと・・なんと~ガムのようなものが手の中に残ってくる。
これが“ミークン”。グルテンである。
くにゅくにゅとして弾力があり、味は粉っぽい。
戦時中には、子供を不憫に思う親がガムとして食べさせたと聞いた事がある・・(泣)

そして、これを加工する。

丸くする→ルークチン(すり身団子)

箸に巻き付けて茹で、箸を抜く→肉や、内臓

生地を薄く延ばして木耳を置き、きつく巻き上げ薄切りにする
→豚耳

ミークンをベーキングソーダと合わせて更に発酵させた後、油で揚げる→魚の胃袋
mee kuen2

・・と、ミークンから動物性食品に見立てたものが出来上がる。
特に魚の胃袋は本物と見分けがつかないほどそっくりで味も似ている。

ジェーを食べる目的として、健康を意識するという理由もあるらしいが、炭水化物だらけになってしまったり、薄味なので油を多く使用したり、食べたい衝動で揚げ物が多くなってしまったりで結局太ってしまう人が多いのだそう。

去年、私も何日かジェーを体験しようとした。
朝→昼→夜→挫折

私はベジタリアンにはなれないと納得し、終了

高級市場で屋台巡り!

タイへ行ったら、1度はトライしてみたい市場や屋台の食事。
ちょっぴり衛生面がちょっと心配・・と言う方も、オートーコー市場だったら安心できる。
バンコクのウィークエンドマーケット(チャトゥチャック)の前にある高級市場である。
他の市場に比べると、市場内が清潔で品物が見やすく、特に果物は品質がとても良いし、またお値段も・・良い。
強い風が吹いてもちょっとやそっとでは崩れない大量のスプレーをした髪のセット、仕立てたタイシルクのスーツを着て、金と宝石のアクセサリーを身につけたタイの典型的なハイソーおば様たちも多い。

『mayがご案内する食と癒しの旅』最終日の昼食は、市場の食事を体験していただいた。
私達のテーブルは宴会のようになっていて、隣のタイ人がすごいねぇーと眺めていた。
その数々のタイ料理をご紹介~

カーオマンガイข้าวมันไก่(茹で鶏と炊き込みご飯スパイシーソース添え)
khaawmankai

日本でもお馴染みのカオマンガイは鶏のスープで炊きあげた香りのよいご飯とソースの組み合わせが◎

カーオマンガイトードข้าวมันไก่ทอด(揚げ鶏と炊き込みご飯スイートソース添え)
khaaw man kai thod

カオマンガイは2種類あり、茹でた鶏と揚げた鶏がある。
揚げる方のソースにはスイートチリソースを合わせるのが一般的。

カーオカームーข้าวขาหมู(豚すね肉のとろとろ煮スパイシーソース添え)
khaw khaa muu

3日間続けて食べてもいいほど大好きなご飯。
西川口の講習では多くの方にキャンセル待ちを頂き、リクエストも多いため、近いうちに第2弾講習をします♪

パッサトーパップリックゲーンผัดสะตอผัดพริกแกง(サトー豆海老のとチリペースト炒め)
phad sato prik keang

サトー炒めには、ガピベースとチリペーストベースの2種類あり、
こちらは、辛さの引き立ったチリペースト炒め。ご飯が進む☆

ゲーンキレックแกงขี้เหล็ก(キレック菜のカレー)
keang kilek

日本のレストランではなかなかお目にかかれないが、キレックという苦味のある野菜をたっぷりと使ったカレー。腸の掃除をする役目があるそうで、積極的に摂取したい。
ココナッツベースなので食べやすく、意外にも人気があった。

ガイパッキン(鶏としょうがの炒め)ไก่ผัดขิง
kai phad king

優しい味のタイ中華。オイスターソースベースなのでご飯も進むし、ほっとする味。生姜をたっぷりと摂取できる料理。

ナムプリックカピ(カピのディップ)น้ำพริกกะปิ
今日の料理はすべて私の好物ばかり・・・
namprik kapi plaatuu

phak namprikkapi

先日もご紹介したナムプリックカピ
焼いた魚、生野菜、茹で野菜、揚げ野菜とたっぷりの野菜と食べる。
ディップの中に入ってるグリーンピースのようなものは実は茄子で、
グリーンカレーにも加えられる。

ムーサテหมูสะเต๊ะ(豚串焼きのココナッツソース添え)
muu sate

本来はイスラムのお料理のため豚肉は使用しないが、タイでは豚肉で作るのがポピュラー。
ソースにもナムプリックを使用しているため、殆どタイ化した料理となっている。
他国の料理をオリジナルにしてしまう知恵は素晴らしいなぁと思う。

カリーパフกะหรี่พัพฟ์(揚げパイ)
karee paf

カリーパフと呼ばれる揚げパイ。こちらもマレーのお料理だが、タイでは基本のカレー味に加えて、甘いタロイモ餡、バイトゥーイ餡、かぼちゃ餡、塩卵餡なんていうのもあり、バラエティー豊か。
露天や、地方に行くサービスエリアなどで売られていることが多い。
学校で特訓を受けたが、この包み方が難しいし、パイ生地を2種類も作り重ねることによりこのような層ができる。
マスターすると写真のような綺麗な模様になり、さくさくに仕上がる。
一度講習でもやりたいなぁ~と思っているけれど、習いたい人がいるかしら・・・

これぞカノムタイ!ขนมไทย(タイのお菓子の盛り合わせ)
khanom thai

タンブンや、お祝いの席には欠かせないタイのお菓子達。
右下の丸いお菓子から時計回りにトンヨーッ、フォイトーン、カノムチャンドークラープ、トーンジップ、メッカヌン、真ん中の入れ物に入ったのが右からサネーチャン、ジャーモンクット

こちらの箱は、右側はタッコーと呼ばれるトロミをつけたココナッツミルクと、もちっとしたおもちのようなものと、くわい、コーン、タピオカなどを層にしたお菓子。
khanom tako

左は、カオニオームーン。
ココナッツミルクもち米の上に、下からプリンのせ、甘い黄身のせ、魚フレークのせ、海老フレークのせ。
私は未だに苦手なお菓子。
タイ料理はパクチーを始め、以前苦手だったものがどんどん好きになったので将来的には好きになる可能性もあり・・。

そして、オートーコー市場で一番おいしいフルーツ!
フルーツの旬である6月は、色とりどりのフルーツで溢れていた♪

このライチー、露天では2,30バーツ程なのに、なんと350バーツ!
linjee

普通のライチに比べて粒の大きさが1,5倍から2倍ほどある。
ジューシーで、甘くて粒も大きい。

そして写真はないけれど、ガンヤーオという種類のドリアンは最高!
濃厚な生クリームという表現が相応しいかも。
ツアーの方々みんなでおいしい~~♪と叫んだ程!
1切れ100バーツ・・・それでも食べたい!

ここには私のおすすめするナムプリック屋(ふりかけ屋)もある。
なまず、海老、魚・・いろいろな素材をフレークにしたふりかけ。
お土産にもすごく喜ばれる。

他には、タイスタイルの生春巻きであるグエイティオロールや、炒め物、カレーなどいろいろ食べて大満足♪
しかし・・!屋台といって侮っていたが、アルコール類を飲まなかった最終日の昼食代がツアーの昼食の中で一番高かったなんて誰が信じようか~!?やはり高級市場である。

パッケージツアーに飽きて、ちょっぴり冒険がしてみたい方は、是非オートーコー市場へ♪
khaay khaawkeang

“villa”vol2発売中☆

盛り付けが洗練され、上品なタイ料理が頂けるバジル
バンコクのシェラトングランデスクムヴィット内にあり、オープンした時はとても話題になった店。
フュージョン料理やヘルシーなタイ料理が楽しめる店で、
ソムタムルアム(バナナや、ヤングココナッツ、パパイヤなどのお好みの食材を選んで作ってくれる、見た目も素敵なサラダ)
ヤムポンラマイタレー(シーフードとフルーツのヤム。ざくろが入り、宝石箱のように綺麗な盛り付け。素材同士が喧嘩しない味でお気に入り。バジルの味をまねて作ります♪)
この素敵なレストラン、バジルの料理人が作る料理を頂ける店が日本にあるという。

ただ今書店に並べられている<villa>VOL2の連載記事『長澤恵フュージョン食・空間』で名古屋にある『サイアムガーデン』をご紹介している。
villa2

昭和モダンでレトロな建物がこのレストラン。
なんと昔はシャムの領事館で今は国指定有形文化財として登録もされている由緒ある建物。
スーパーやデパートのカレーコーナーでも見かけるレトルトグリーンカレーや、レトルトプーパッポンカリーを作った会社であるヤマモリ株式会社が手がけているお店で、シェフはすべてバジル出身のシェフ。
女性料理長から盛り付けのお話、日本での食材のお話、プロならではの興味深いお話をいろいろと伺った。
お料理は本格的なタイ料理で、ゲーンは好きな素材を選べる現地スタイル。
雰囲気、お料理ともに東京にないのが悔やまれるとても素敵なお店だった。

そして、本でもご紹介しているお話を伺った社長秘書の神門さん。
とっても柔らかな物腰なのに情熱的な方。
タイが好きという共通の話題からいろいろと勉強させていただいた。
ソフトな口調にすぅーっとすいこまれ、お話を伺っている間見つめすぎて怪しい人になっていなかっただろうか~・・・

そんな素敵な方と素敵なレストランの出会い

お料理紹介は是非書店で